由緒 千二百年祭 有形文化財 恒例祭 宝物と境内寸描
三笠山 春日神社 宝物と境内寸描
当社で宝物として大事に保存されているもの、そして境内の一部をご紹介します。
三笠山 春日神社 宝物
三笠山 春日神社 大潮汲み神事絵巻
大潮汲み神事絵巻
豊後高田市指定文化財であるこの絵巻物は、幕末文政8年の潮汲み神事の様子が描かれています。
馬に乗る神主や大幣と呼ばれる白布を取り付けた笹竹、前後で舞い踊る赤と緑の鬼面組。
さらにお供奉仕する村人たちがいきいきと描かれています。
県立博物館の調査によると「江戸時代の潮汲み神事を描いた歴史・信仰資料として重要であり、
また絵画作品としても水準以上の作域を示し当時の地域史・地域文化を考える上で貴重である」
とされています。なお、この斎場は市史跡となっています。
三笠山 春日神社 獅子形一対 三笠山 春日神社 獅子形一対
藤原定家卿の弟暁月の作として、大友氏により承元2年に「翁面」とともに奉納された、と由緒記にあります。県立博物館では「由緒にある承元年間の根拠は欠けるが、小像ながら鎌倉期狛犬の伝統を受け継いだ作ぶりは古様である。南北朝から室町期にかけての造立と考えられる」と評価しました。
三笠山 春日神社 春日大明神白鹿騎上像 三笠山 春日神社 春日大明神白鹿騎上像
いわゆるご神像です。由緒記にみえる、楢の木のこずえにご出現された春日大神さまのご様子です。このご神像は毎年元旦から3日間、拝殿内にお移しして初詣参拝者が直接拝観できるようになっています。
 
三笠山 春日神社 境内建物
三笠山 春日神社 本殿 三笠山境内には多くの建物があります。
本殿・申殿・拝殿・神門・西紅門・摂社八坂神社・摂社厳島神社・神楽殿・鐘楼・神輿蔵・籠屋です。
三笠山 春日神社 鐘楼 このうちもっとも古いのが260年前の造営になる八坂神社、次が200年を経過した本殿です。とりわけ鐘楼は珍しいと思います。
国東が神仏習合の地であることの証明です。
三笠山
三笠山 「三笠の山にいでし月かも」とかつて月見の名勝であった三笠山です。社殿まわりは自然林に囲まれていますが、それに続く3,500坪あまりを刈り払って現在公園化が進められています。
平成14年の春から始まったこの事業では、従来の山桜のほかに染井吉野が160本、ツツジが500本、その他しだれ桜や紅葉、また和りんごなどが順次植樹されました。数年後には花見の名所になることでしょう。
和りんご
和りんご 春日大社には林檎の庭がありますが、これは高倉天皇さまが中国からの林檎の木を奉納したことに始まります。当社でもご本社に倣い、千二百年祭の事業の一環としてりんごの植樹を計画。そして青森県に依頼したところ、和りんごの原種とされる「新疆野苹果」「黄太平」の苗木をこころよくご奉納頂きました。平成18年12月、奉納式の当日はミスりんご2名や県りんご試験場長など青森県の関係者7名、また地元は市長・県議会議員や氏子総代など多数が参列して盛大に植樹が行われました。


毎年春祭りの時期のには満開の花を咲かせるほか、果実は和りんご酒として初詣などに振舞っています。